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Korea-Japan Cultural Exchange Association

民間交流で明るい未来を !

義人李秀賢記念事業

美しき青年李秀賢モイム

当協会では2001年1月、東京の新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようとし、惜しくも命を落とした釜山出身の義人李秀賢氏の尊い犠牲精神を称えるべく、いろんな事業を展開しています。

釜山出身の義人李秀賢さんの尊い犠牲精神を称え、これからの未来を背負う韓国と日本の青年たちに韓日関係を思う機会を提供し、日韓の友好増進に寄与するために、2010年から美しき青年李秀賢モイム(略称:アイモ)を結成して毎年いろんな企画を実施しています。当行事は釜山の大学に在学中の日本人留学生15名と韓国側の大学生15名など合計30人で成り立っており、李秀賢の生と並びに彼が残した足跡などを両国の参加者たちが共同で研究調査し、多くの市民が李秀賢さんを忘れられないよう次のようにいろんな事業を展開しています。

行事連番 年度 行事日程 人数(名) 内容
第1回 2010年 5.3 50 金井山登山、交流会
第2回 2011年 5.21~5.26 50 遺品展示会、テーマ発表会、市民掲示板, アイモ主題曲発表、交流会
第3回 2012年 5.19 50 李秀賢の足跡を辿るウォーキング、講演会、交流会
第4回 2013年 5.12 50 テーマ発表会、チラシ配布活動, 李盛大氏プロ野球試合始球式、交流会
第5回 2014年 5.17 50 李秀賢写真展示会、テーマ発表会、交流会
第6回 2015年 8.20~8.23 50 追慕活動、両国参加者討論会、発表会、交流会
第7回 2016年 8.16~8.21 50 追慕活動、両国参加者討論会、発表会、交流会
第8回 2017年 9.23 50 李秀賢名誉道路命名のための署名キャンペーン
第9回 2018年 9.15 50 義人李秀賢路命名記念市民ウォーキング大会
第10回 2019年 9.7 50 追慕活動、アイモ主題曲公演、映像制作発表会、交流会
2020年から2022年は新型コロナウイルス感染症により中止
第11回 2023年 1.14 100 日韓交流キャンプ(テーマ発表、関連映画上映、日本文化体験)、交流会

韓国青少年訪日研修選抜試験

また、当協会では人命救助のために、国境を越えた人間愛を発揮した義人李秀賢さんの勇気ある行動を称えるため実施される日本国際交流基金の韓国青少年訪日研修選抜試験を主管しています。日本語を学習していて日本と日本文化に関心がある韓国の青少年に訪日研修を通して日本の社会文化及び日本語に関する理解を高め、日本の青少年と交流できる機会を提供したいと思います。

義人李秀賢20周忌記念事業

当協会は2001年1月26日東京の新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようと自らの危険を顧みずに身を投げて惜しくも命を落とした美しき青年李秀賢の20周忌を迎えて、 国境を越えた人間愛と尊い犠牲精神を称えようと、義人の日韓間の転換点を設けるため、『義人李秀賢20周忌記念事業』を下記の通り実施しました。
이수현20주기기념사업
事業名 日時・場所 内容
義人李秀賢追悼碑建立 1月 22日(金) 동래중학교 母校校庭に追悼碑建立
義人李秀賢展示会 1月 24日(日)-1月 30日(土)
釜山市役所第3展示室
写真, 資料, 勲章など展示
『李秀賢, 1月の陽光』出版 1月26日(火)
ホミル出版社
義人の人生と記録を出版
出版記念追悼音楽会 5月 8日(土)
金井文化会館大ホール
북토크쇼及び特別公演
義人李秀賢読書感想文公募展 5月 8日(土)
金井文化会館大ホール (受賞)
『李秀賢, 1月の陽光』を読んで読書感想文応募

利己主義が蔓延する中、利他心の手本となった李秀賢氏の義理堅い行動は時代と国境を越えた人類愛の実践であり、今の時代を生きていくみんなに真の市民意識を目覚めさせる尊い犠牲でありました。義人李秀賢さんはもう我々の傍にはいませんが、彼の崇高な精神は皆の心の中に残り、義理堅い生の灯火として燃え上がることになるでしょう。当協会ではこれからももっと多くの方が李秀賢氏を覚えて、彼の精神を引き継がれていけるよう、いろんな行事を実施する予定ですので皆様のたくさんのご関心とご参加の方宜しくお願い致します。